音楽を例にすると
わかりやすいのですが
ヨーロッパが教会音楽の時代は
旋律やリズムは
とてもシンプルでしたが
時代が下り
さまざまな民族のもつリズム
和音などが吸収され
ブレンドされるにつれて
音楽の構造も
多様化していき
現代に至っています。
クラシックバレエも
”クラシック”というぐらいですから
様々なダンスの中でも
とくにヨーロッパにおいては
明らかに古典なわけです。
ですから、身体に対する考え方も
極めてシンプルです。
体軸というのは、
体の中心を走るもの
一本しか考えられていません。
ジャズダンスやコンテンポラリーダンスなど
ヒップホップもそうですが、
リズム、身体の重心ポイントも
複数捉える身体操作に
変わってきていて
多様化しているわけです。
問題なのは
シンプル=簡単
多様化=難しい
ではないということ。
声楽のような発声が
できるようになるのには
何年にもおよぶ訓練が必要ですが
バレエも軸は一つしか
ないはずなのに
それを自在にコントロールして
踊るのは
結構難しいということなんです
解決策は
気長に取り組むしかないです。
飽きないことだと思います。
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